幸運術士 あん茉莉安の こころと未来を開く手帖

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恨み念とヒガミ念の怖さ…晒されない、近づかない、流されないことが大切

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先日、インターネットを通じて情報発信をされていた方の訃報が流れ、同じように長い間インターネットを使い続けてきたり、それを仕事に活用したりしている身としては、とても残念に……慚愧に堪えない……思っております。

(犠牲者の方には心よりご冥福をお祈り申し上げます)

この事件を通して私が思いますのは、やはり「恨み念」「ヒガミ念」に囚われることは非常に怖いことだ、ということ。

無意味で、効果が無く、しかもそれどころか様々なものの悪化を招く「恨み念」と「ヒガミ念」。

今回は、そんな2つの念についてお話していきたいと思います。

人を恨む心、人の幸せを妬む心

恨み念ヒガミ念とは、人を恨む心、人の幸せを妬む心のことです。

人と自分とを比べたとき、何らかの理由で自分のほうが劣っている気持ちになる。

そんな時に、相手に対して「ちくしょう! あいつのせいで!」と恨む気持ちになったり、「なんで私だけ……どうせ……」とひがむ気持ちになったり。

しまいには、「ちくしょうあんなヤツ、○○てしまえ!」と人の不幸を祈る。

昨今では、

「そんな気持ちになってしまう自分が嫌なんです……」

というご相談も、とてもたくさん受けます。

恨み念やヒガミ念を持ちやすいネット時代

現代は、恨み念やヒガミ念を非常に持ちやすい時代であると思います。ちょっとスマホを開くと、友達の幸せな様子がすぐ目に入る。

これがどこかの芸能人だったら別です。テレビで芸能人の豪邸を見ても、まぁありゃ芸能人だからねって、大抵はひがむ気にもならない。

でもそれが、友達や同僚だったら?

私たちは、友達や同僚に対して、無意識に「対等である」という認識をしています。

また、相手の生活や職業もよくわからない、知らない人に対しても、よくわからないがゆえに「対等である」と思ってしまいがちです。

 

その、対等な相手が体験している幸福を、目の当たりにできるのが、インターネットというツール。

インターネットの中で、他の誰かが体験している幸せは、今の自分にはないものだったら……。

恨んだり、ひがんだりしてしまいやすいですよね。

 

また他にも、ネットが恨み、ヒガミを助長する側面があります。

それは、恨みやヒガミを言葉にして、書き入れやすいということ。

ネットの基本は匿名です。ハンドルネームがあっても、それがドコの誰かはきわめてわかりにくい。

げんに、有名なブロガーやYouTuberであっても、ハンドルネームは知られていたとしても、顔、名前、住所や電話番号は簡単には手に入りません。(手に入れようとすれば、多分、入るけど……)

有名どころでなければ尚更です。

だから人を批判しやすい。人を批判する専門のブログだって持てます。

人に相談する掲示板なんかは、もう恨み念の渦巻きのようなもの。

そして、恨み念、ヒガミ念の詰まった批判の場には、同じような念を持った人がよく集まります。

収益にも、なります。

恨み念やヒガミ念を集め、吸い上げて、収益にしていく。

その構造には、もはやどのような魑魅魍魎が棲み着いてもおかしくはない……

 

ネットの世界は有能です。

夢は叶う。なんでもできる。

でも、使い方を誤った時点で、すぐにでも魔窟と化します。

 囚われたらそのまま落ちていく。忘れることが大事

恨み念もヒガミ念も、恐ろしいのは、それに囚われるとそのまま落ちていってしまうということです。

運気は悪化するし、囚われれば囚われるだけ、どんな事象に対しても恨んだり、ひがんだりする気持ちしか生まれなくなってくる。

その究極形が、「世の中すべてを恨んでいた」とか言い出す人です。

世の中なんていうのは抽象的なもので、世の中が誰かに何かをするわけではないから、恨む対象ですらないわけです。

例えば友達Aが僕を殴った! とかなら、アイツめ……とAを恨むというのはありますが。

世の中ってそもそも、恨みの対象じゃないわけですよね。

でも、恨み念で凝り固まってしまうと、「全部を恨みたい」というよくわからないことを考え出すので、「全部ってつまり世の中か!」となっていくのです。

 

そこからもたらされるものは、

  • 人が離れていく
  • 運気はまともに回らない
  • すべてうまくいかない
  • また恨む、ひがむ
  • さらに人が離れていく

という、悪循環です。決してうまくいかない。どこかで断ち切らなければ、幸せのサイクルに入ることができなくなってしまいます。

元々持ってないものだから、いつでも手放せる

人は生まれたとき、恨み念やヒガミ念を持っていません。

でも、割と早い段階で、その感情を生じる素地を身に付けはじめます。兄ちゃんにおもちゃ取られたとかね。

だから、元からひがみっぽい性格だった……と思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。

生まれた時からある感情、じゃないんです。

だから、恨み念、ヒガミ念は、いつでも手放せるものです。これだいじ

兄ちゃんにおもちゃ取られた、に代表されるように、世の中には恨みやヒガミを感じる場面がとてもたくさん転がっています。

みんながスマホを持ち、SNSを使う時代ではなおさらでしょう。

しかし、赤ちゃんはいつまでも、兄ちゃんにおもちゃを取られたからといって、泣いてばかりはいません。泣き止み、取られたことはとりあえず忘れて、次のおもちゃで遊び始めたり、他のことをしますよね。

だから、人生の最初から、不幸が染みついている人なんていないんです。

 

もしあながた恨み念やヒガミ念に囚われやすいな、と自分で感じるタイプだとしたら、

赤ちゃんみたいに、忘れる努力をしましょう。

「ちっ、おまえがシュークリームなら、オレはショートケーキだぜ!」

という考え方でもいいと思います。

アイツにはアイツの幸せがある。

自分には自分の幸せがある、いや、作り出す。

だって、多分、あなたのヒガミの対象であるアイツも、頑張って幸せを作り出している、その結果をあながた見ているだけ。

職場の上司に理不尽なことで叱られたら、

お腹すいてんのかな……

家でカミさんに怒られたから虫の居所が悪いのかな、かわいそーに

とでも思っておけばいいんです。

 

恨んだって、何にもなりません。

 

同様に、人の恨みヒガミを食い物にしても、自分に返ってくるだけ。

手放し、許し、幸せのオーラの中で生きましょう

恨み念やヒガミ念の強い人が、身の回りにいる……と感じる人もいるかもしれません。

そんな時には、恨み念のあるところ、ヒガミ念の強いところには、近づかないようにするのが一番です。

恨みヒガミが渦巻いたWebサイトもしかり。他人の恨み念、ヒガミ念は、面白いと感じられる一面もあるので、そこに神経を集中させて恨み念に取り込まれて行く人もいます。

でも、そんなところで時間をつぶすよりも、もっと幸せに近づける時間の使い方があります。

近づかないこと、流されないこと。

使えない念は手放し、許し、幸せのオーラの中で生きてみましょう。

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