昨日、7月31日の夜は、1ヶ月に2回目の満月、珍しい「ブルームーン」ということで、話題にもなりましたので、多くの方が夜空を見上げたことと思います。
あなたは、いかがでしたか?
私は、見ておきましたよ(^_^)
……普段と変わりのない満月でしたが……。
ブルームーンだから開運するわけではありません
私と同じように、「なんのことはない、いつもどおりの満月だなー」と思われた方は多いでしょうか? それとも、もしかすると、何か特別感を持ってご覧になった方がたくさんいらっしゃったのでしょうか。
ブルームーンも、月の世界の中では、「いつもどおりの満月」なんです。
特に、現在私たちが愛用している太陽暦は、基本的に月の満ち欠けの世界と深い関わりはありません。1ヶ月の間に2回、満月が訪れたからといって、太陽暦のシステムと月のサイクルからみて、必ず起こることであって、別に珍しいことじゃないんですよ~!(こんなことを言ったら、お月様信仰の方に怒られそうですが)
ですから、ブルームーンだからといって、特に開運するというわけではないんですけれども、でも、いつも通りの開運パワーを持っているからこその、満月です。
満月は浄化のはじまり
満月から降り注ぐ力は、私たちを分け隔てなく癒やしてくれます。一人、静かな空間で、満月の光を浴びていると、色々考えることができるのですが、月の光はそんな様々なできごとを、ひとつひとつ浄化してくれるのです。
満月は、これから光を失う月です。
そんな満月の光にぶつけるのなら、これからの未来の希望よりも、過去の失敗のほうが適しています。
満月の光にぶつけた思いは、半月をかけてゆっくりと浄化されます。
そして、新月を迎えた月はふたたび光を取り戻す。
だから、満月は私たちに、「辛いことをなんでも吐き出していいよ」と語りかけているのです。
どんなに辛いことがあっても、吐き出して、まっくらになって、再出発しよう。再出発できる。そのことを、満月は教えてくれます。
満月の夜におすすめなのは「満月瞑想」そして「浄化」
満月の夜は、パワーストーンの浄化を行う方も多いことと思いますが、それは月光の浄化力を指し示すものです。
心中を往来するさまざまな思いを浄化したいのなら、お手持ちのパワーストーンを浄化するとともに、満月の光のもと、目を閉じて瞑想してみると良いでしょう。
瞑想は、慣れればあっという間に心が空になり、浄化が完了してしまうのですが、慣れるまでは、あれもああだった……これもああだった……と、後悔の念のようなものが去来する時間を過すかもしれません。しかし、そうなのだとしたら、それもまたあなたに必要な時間なのでしょう。
満月の光のなか、過去のあやまちを悔やむことは、未来へのあたらしい一歩でもあるのです。
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