こんにちは! 占い師あん茉莉安です。
今日は、食育のお話を某所から伺ったのですが、これって恋愛と結婚にも通じる大問題じゃん……ということについてお話していきたいと思います。
味覚は16歳までに作られる
まず大前提として覚えておきたいのが「味覚は16歳までに作られる」ということです。
味蕾という、味を感じる器官が発達するのが、赤ちゃんから12歳まで。
なので、一般的には、12歳までに味覚のベースが作られると言われています。
この説を大々的に証明している形になるのがマクドナルドのハンバーガーというわけで、12歳までに食べたものは一生食べるから、という理由で子どもの囲い込みを行っていることは割と有名ですね。
そしてそれが完全に定着してしまうのが16歳前後ということらしいです。
(私はそこらへんの専門家ではないですが、その道の方から聞き及んだ形です)
味覚の遠い同士は長く付き合えない
恋愛や結婚において、味覚って実は、結構大切!
付き合っていれば当然、飲食店でデートをすることも多いですし、何よりも結婚したら家庭で食事をすることが普通になりますから、ある程度味覚が近くなければ「せっかく作ったごはんを、パートナーが美味しく感じられない」ということになりかねません。
実は私自身がこの罠に嵌まった一人なので、このことはよく認識してほしいなと思う一面もあります。
ちなみに私は甘く見ていました。
というか、本人に意志があれば味覚を改善していくことは不可能ではないはずなのです。しかしそれを実現するには継続的な努力が必要になります。
食品添加物には味がある(中毒性もある???)
食品添加物は味しない、と思っている方は多いですが、食品添加物には味があります。
しかしそれは、「普段から食品添加物を摂っていない人が食べれば、違和感がある」という種類のものであるようです。
日常的に食品添加物を食べていれば、それが普通の味ですから、全く違和感がありません。
そればかりか、食品添加物には一種の中毒性があるらしいですよ。これは先出の、私に食育の話をして下さった方が仰っていたものですが。食品添加物に慣れていると、もっとそれを食べたくなるそうです。
このような状況下で、「食品添加物の味に慣れた人」と「食品添加物に変な味がすると言い出す人」とが付き合ったり、結婚したりすれば……何が起こるかは想像できますよね。
「添加物嫌い」さんは「添加物嫌い」くんと付き合うといい
幼い頃から自然派の食品を多く摂取していると、子どもでも添加物の味や、おかしなものの味がわかるようになるみたいです。
げんに、うちの子がお友達の「マクドナルド」旋風に触発されて「私もマクドナルドに行きたい!」と騒いだので、まあさすがに知らないのもかわいそうかな……と思い、連れて行きましたところ、幼稚園年長だった二女はひと口で「もういらない」。3年生だった長女も半分以上食べましたが「もういいや」。
そして、「またマック行く?」と聞きましたら「もういい」と断られてしまいました。
※ハンバーガーの残りはママンがもごもご消化させていただきました※
家で食べているものは玄米、3分づき米等。
このように育つ子たちは、成人し家から出て一人暮らしをすると、周囲からの影響もあって一時的に添加物を食べたくなることがあるようです。しかし1~2年すると違和感から、普通の食生活に戻ることがほとんどです。
一方、ファストフードやコンビニ飯に慣れた添加物好きさんは、薄味の自炊などに出会うと「体に良い」とは思わず、「味気ない」と感じてしまうようです。
中には、結婚などを切っ掛けに「味気ないけど、これがカラダにいいはずだから」と、添加物のない生活に慣れようとする人もいます。
これがなかなか難しく、努力した人でも一部はファストフードの世界へ戻っていってしまいます。
まさに、子どもの頃に作られた味覚が一生ひきずるということなんですね。
したがって、似たような味覚を持った人と付き合うことはとても大切です。
それはフレンチが好きか和食が好きかということではなくて、お母さんがこまめに手作りをしたり、たとえ既製品であってもナチュラルな食生活に対する意識があった人なのか、なかったのか、せめてファストフードやコンビニ弁当、冷凍食品を多く食べてきたのかそうでないかだけでも、相手が自分と類似しているかどうか、意識はしておくべきだと考えます。
味覚の共通点を見極めるための簡易リスト
コーヒーショップで手の込んだフラペチーノか通常のアイスコーヒー好きなほうは同じか
ハンバーガーショップへ行く頻度は同じくらいかどうか
コンビニ弁当を子どもの頃食べた頻度は同じくらいかどうか
ハンバーガーショップのフライドポテトと家で作るフライドポテトはどちらが好きか
コンビニのパンとブーランジェリーのパンどちらが好きか
揚げ物を食べたい頻度は同じくらいかどうか
味覚を変えることはできる
変える、といっても、食品添加物慣れしていない人が食品添加物に慣れることはあまり無いように思います。
それでも、就職して会社が忙しくコンビニ弁当以外は食べられなくなった……などの事情で適応していく人はいるかもしれませんね。良くない変化だと思いますが(^_^;)
反対に、食品添加物慣れしている人は、食品添加物のない食べ物に物足りなさを感じてしまいがちですが、その物足りなさは健康のための第一歩だと思い、コンビニ弁当カップラーメンの世界には戻るまいと頑張ることで、味覚を薄味に慣らしていくことは可能なはずです。
好きになった人と味覚が違うということに気付いてしまったら、ぜひ味覚を変化させ、調整してみてくださいね。