こんばんは、あんです!
この絵は私じゃないんだけど(笑)、今日は妥協の話をしたいと思います。
……ほんの少しですけどね。
パワーストーンというのはちょっと難しい商材という側面もあって、工場できれいに製造される一律のモノというよりかは、地面の下から(だいたいは。)発掘されるお宝です。
したがって、案外、個性というか、個別の特徴とか、
加工段階で差ができていたり、いわゆるアバタであったり、そういったものが存在しています。
その、一律でないどこかで、これはお客様にお渡しできるものであるとか、そうでない、認められないとか、そういったものを、線引きじゃないですが、私自身が店主として決めていく形になります。
これが何ともいえず何ともいえないものでして、
妥協をしているつもりはないんです。ないんですよ。
でも、最初天然石を見た時に、
ふっと、小さななにかが気になってしまって、(ん?)と思う。
でも、ちょっと離れたところから見たりしようものなら、もう何も問題なし。
天然の凹みなどは傷とは違いますし、凹みですらない、ちょっとしたオーラの乱れレベルのものもある。
うーん、でも、これまあ一応合格点をあげてもいいと思うんだよね。
……そんな感じで、ブレスレットに組み込もうと思うんですが、
ブレスレットになってみると、どうにもこうにも違う。違和感が拭えない。
最初に感じた違和感って、大きくなるばかりで、縮小しないんですね。
結局、ブレスレットとしての形を一旦崩し、やり直しです。
違和感のあった石を取り除き、違う石を組み込みます。
結果的に、最初からそれが、そうなるべきだったのだと、そういう感じで収まるわけです。
そして私は思う、だから最初から除いておけばよかったのに、と。
基本的に、小さな違和感をそのままにしておいて
良いことって、あまり起こらないような気がしています。
人間関係でも事業でもそうで、違和感というのはだんだん大きくなるものだから、下らない妥協をするものじゃない。
そういうのはただ手間を増やしたり、話をややこしくする、そんな風に感じたりして、ね?
「ちょっとした時」に、穏やかに、そのあたりを取り除く努力をしておくと、
いろいろな意味で、「よりよいもの」が作れていくのかなあ、と思うのです。
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