こんにちは、あんです。
辛い
もう、頑張れない
が、認められる社会になってきて
良かったな、
とか、
そうでなくちゃダメだよね、
と思う反面。
頑張ります
まだ頑張れます
という人が、だんだんキツくなってきてることを
肌で感じている部分もあります。
これはとても難しいことです。
頑張れない人、というのは
もう何をやっても頑張れない、というか
本人の限界まで頑張ってきたので
もう頑張れない
というのは確かなのですが、
頑張っても、頑張っても
メンタルなどに限界が来ないタイプ
というのもいます。
限界が来ない……というのは
構造上、強靱である、というよりも
ストレスのようなものを逃がしていくのが
本能的に上手だったり、上手になったタイプなのだと思います。
(かく言う私がそのタイプで、
子どもの頃には限界を感じたこともありましたが
中学生を過ぎてから滅多にそういうことはなくなりました。
色々あったので、
逃がしていく術が発達したのだろうと思います。
友人にも複数、同じようなタイプがいると感じます)
こうなると、何が起こるかというと
頑張っても、さほどに体調に影響が出ないか、
体調が辛くてもまだ頑張ることができて、
決定的な限界が来ない。
メンタル的にも、病名が付くような崩壊は訪れない。
となれば、結果的に
自分のことを最大限頑張り、
ついでに、もう頑張れません、という人のサポートにも入る。
頑張れる人(なし崩しに、頑張らなくてはいけなくなっている人)から見ると、
もう頑張れません! となっている人って
(…………そうなんだ…………もう頑張れないのか…………)
という状態なんですよね。
Aという作業があったとして
もう頑張れないほど頑張っている人は
「Aをやったから、もういっぱいいっぱい! もう無理!」
(下手をすると、「Aもやりきれません! でもすごい頑張りました!」)
となっています。
しかし、頑張れてしまう人は
自分のAをやって、Bをやって、Cをやって、
頑張れない人のAの残りがあればやって、その人のBやCもやる
みたいなところがあって、
(……うん、でもあの人は、もう頑張れないんだよね。しょうがないよね。こっちでやるしかないね。うん。ダメだってのに、頑張れって言えないもんな……)
チーン
それでも、世間で
「すごく頑張っている」「頑張ったよね」「もう頑張らなくてもいいよ」
って言われるのは、
もう頑張れなくなっちゃう人なんです。
もう頑張れない人は、
「目一杯です。凄く頑張っています。もう頑張れないところまで来ています」
と言うし、
まだ頑張れる人は
「まだいけます。いけるはずです。いや、不可能だとしてもいきます。やります」
と言う。
……言わざるを得ないところもある。
だって、もう、アテにされちゃってるし……みたいな。
メンタルに病的な何かも出てこないし、診断もなければ薬もないし、
最悪、「いいよね、強くて」なんて言われたりして。
それを言ったら
「もう頑張らなくてイイヨ」「頑張りすぎないでね」
なんて、ただの上っ面じゃないですか。
限界がくる人は、頑張ることの大変さを知っているので
(しかも、悪い人ってわけじゃないんで)
「頑張っててえらい」「無理しないでね」「頑張りすぎないでね」
って言ってくれるのですが、
頑張れる人から見ると
(……でもなぁ。私が頑張らなかったら、もう頑張ってくれる人が残ってないから、どうにもならないんだよねえ)
ということも多いんですよね。
もう頑張れない人に、無理をさせるわけにはいかないです。
そのまま崩壊しちゃうからね。
でも、自分のことを「もう頑張れない」と言う人にも
まだまだいける、前を向ける余地がありますし(客観的に見ればあるんですよ)、
しっかり休んで、休んだら前を向いていけたらいいな、と思い、
そのお手伝いをしていきたいと思っています。
そして何よりも、
頑張ってしまう人、頑張れてしまう人の
味方でいたい、とも思っています。
いくら限界が来ないとはいえ
頑張って行くのって、辛いじゃないですか。
終わりが見えないからこそ。
もう頑張れません、って言えないからこそ。
無理です、頑張り過ぎました、メンタルやられました、
そこまでじゃないけど、完璧にはできなかったけど頑張ったからもういいですよね、褒めてください、
って言えたらどんなに楽だろう、
と思っている人が
この世の中にはたくさんいます。
エターナル頑張っていく辛さは、
もうダメです、という人とどっちが辛いのかな。
と思うこと、ありますよね。
カテゴリーが違うから
どっちが辛い、と天秤にかけることは不可能です。
だけど、もう頑張れません、という人の辛さに比べて
頑張れている人の辛さは、目をむけられにくい。
もう頑張れません、という人は
頑張れている人のことを、いいなあ楽そうで、まだ笑えてるじゃん……
という目で見ることがあるのも事実。(言われることもあるし。)
そういうふうに見られることも、ああ、頑張ってないって思われてるんだな、と感じますので、とても辛いですね。
ぜひ、まだ頑張れます!! と明るく笑っている人たちの中に
そういう辛さがあることも知っていただきたい。
また私自身は、そのどちらもを応援する人でありたいと思います。
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