こんにちは、あんです。
今回は、Twitterにいただいた質問箱「メンタル強くなるにはどうすればいいんでしょう?」にお答えしていきたいと思います。
ブログで質問箱にお答えするのは初めてですが、ちょっとTwitterで回答できるレベルの話でもないので;( ;•ω•ก)こちらでお答えしますね。
- そもそも、メンタルが強いとは?
- メンタルを強くするには時間がかかる
- メンタルが強い人と弱い人の差は何か?
- 「早い段階」っていつ?小学校入学前から大人になる直前まで訪れ続けているチャンス
- 受験は一例に過ぎない。他にもチャンスはたくさん!
- メンタルを強くするには「できるまで自力でやる」を繰り返す
- 誰の手も借りずに自分で早期復活している人は案外そんなにメンタル弱くない
- 凹むことにメリットがない。だからメンタルは強くなる
そもそも、メンタルが強いとは?
皆さんが考える「メンタルを強くする」には2つの側面があると思います。
1つには、他人から批判をされても(怒られても)凹まないこと。
もう1つには、何かを失敗しても凹まないこと。
ちなみに、メンタルが強く見える人にも2パターンあります。
「凹んだように見えない人」と「凹んでいない人(凹むが、わずかな時間で復活する人)」です。
前者は、凹んだように見えないけど(人にはそう見せているけど)実際には凹みまくっていることがあって、これは「実はメンタルが弱い」ケースが多いです。
ですから、総合すると「メンタルが強い」とは、「失敗したり、怒られたりした時に、ちょっと凹むかもしれないが、すぐ立ち直って次のチャレンジができる」ということになるかと思います。
メンタルを強くするには時間がかかる
メンタルを強くしたい、と思う時、前提として覚えておいていただきたいのが、メンタルが完全に弱い状態から、強くなるには、時間がかかる、ということです。
経験上、大人が修行をしても5~10年、もしくはそれ以上かかるかもしれません。
このことを念頭に置いて、メンタルを強くする方法を読んでいってください。
すぐに強くなれないからといって諦めない
メンタルを強くしたいといって、1カ月2カ月を頑張ってみて、「やっぱり無理だった」と言う人がいます。
もしこの記事を読んで、メンタルを強くしたいと思ったならば、1カ月2カ月では絶対に諦めないでほしいと思います。
先述のとおり、それは無理だからです。
5年か10年、場合によってはそれ以上の時間をかけること。
それを大前提として、メンタルを強くする方法を紐解きたいと思います。
メンタルが強い人と弱い人の差は何か?
メンタルを強くするためのヒントとして、メンタルが強い人と、弱い人との差を考えてみましょう。
大人になって冷静にこの差を見るに、決定的な差は1つです。
それは、
「メンタルが弱い人は、これまで誰かに“許されて”きている度合いが大きい」
ということ。
なぜ、怒られてしょんぼりと凹んで諦めてしまうのか?
これまでの過程で、それが許されてきたからです。
なぜ、仕事で失敗して凹んでしまうのか?
それが許されてきているからです。
「どうせ自分はできないんだ」
「私ってやっぱりダメなヤツだったんだ……」
と凹むことは、いいですか、厳しいことを言いますが、
メンタルが強い人から見れば、甘え以外の何でもありません。
その人が、凹んで、あきらめて、手を抜いていた分、誰かがサポートし、物事を完成まで持っていっていたんです。
早い段階で強いメンタルを手に入れている人は、
それが許されない環境にいたからこそ、最後まで自分でやらなければならない環境にいたからこそ、人の手に甘えることなく、弱音を吐かず、凹んだとしても短時間で復活し、再びテコ入れをし、自分の手で、物事を完成までもっていく。
大人になって強いメンタルを手にれる人は、
それまでの時間をなんだかんだで許されてきたけれども、
自分の手でちゃんと最後までできるようになりたい、という欲求の元に(あるいは必要に迫られて)メンタルを強化し、凹まない、あきらめない、早期に凹みが復活する、そういう生活を送れるようになります。大丈夫!!!
「早い段階」っていつ?小学校入学前から大人になる直前まで訪れ続けているチャンス
ではここで言う、早い段階とは、いつのことでしょうか。
一番早い段階は、小学校に入る前でしょうね。
保育園、幼稚園に在籍している時点で、メンタル育成には既に差が出ます。
もちろんこの段階では、子どもに自分のメンタルを育成することはできません。親が、子どものメンタルをどう育成するか、そのことに興味があるのか、そうでないのか。
ですから、あなたがもし、幼児の段階でメンタルが強くならないような生活を送っていたとしても、それは全くあなたの責任ではないので、今更気に病んだりしてはいけませんよ。
生活の環境にも左右されます。子どもを育てる親御さんは大変です。目の前の仕事が(家事から会社まで全て含めて)山積みで、子どものメンタルにまで手が回らない人はむしろ多数でしょう。
しかしこの状況は、小学生の間じゅうずっと続きます。
メンタルを最大に強化するものはほとんどが「勉強」
成績や頭の良さと結びつけられ、メンタルの強さとは関係ないだろうと言われやすいですが、ほとんどの子どもにとって、メンタルを強化してくれるものは、勉強です。
一部の子どもにとっては、それが習い事……例えば音楽系であったり、スポーツ系、囲碁など、に該当することもあります。
勉強を例に取りましょう。
勉強は、正答を導き出すまで諦めずにチャレンジを続けることが求められます。
子どもは誰しも遊びたいものですが、親から勉強を鍛えられる子どもは、その欲求を我慢し、解説を理解するために頭を回し、正答を出すことに挑戦します。
このプロセスそのものが、メンタルを強化するプロセスに他なりません。
実は音楽だろうがスポーツだろうが、同じプロセスが行われています。
つまり、手を抜きたい欲求を抑える方法と、目的を達成する方法の2つを、手に入れることができるプロセスということになります。
しかしこれも、親が努力をしなければ、子どもがその段階に至ることができません。
自主的にメンタル強化をすることのできる第1のチャンスは高校受験
このように、幼少期からのメンタル強化はひとえに親のさじ加減になってしまうことが多く、また多くの親御さんは幼少期からの勉強を、メンタルの問題だとは捉えていないところがあるので、正直「面倒見切れない」「私には無理」と手を抜きがちです。
ここには「忙しい」以外の原因があります。
正直、親御さん自身もメンタルが弱いんです。
小学生の子どもを育てていると、勉強……というより「学習」や「教育」を「たいして重要なことではない」と位置づけている親御さんが多いことに驚かされます。小学生にはたいした問題ではないと考えていらっしゃるのですね。
それはご自身がそうやって生きてきたから、という背景があって、ご自身、その前の世代……と「遺伝」していることがままあります。自分だけの責任じゃないわけです。
しかし中学に入学した頃には、子どもの教育は親の手を離れていきます。(この頃には申し訳ないけれど、しっかり学習してきたお子さんと、そうでないお子さんとの間で、メンタルの強さにだいぶ差が出ています)
子どもといっても、この頃にはだいぶ大人に近づいていて、自分の判断で勉強に向き合うことができるようになってきます。
ですから、高校受験などは自分の意志で向かうことのできるメンタル強化の、第1のチャンスというわけですね。
ただ、高校受験も親御さんの強力なしにはできないことと考えます。
やはりここで逃げ出す子とそうでない子、そもそも高校受験をしない子など、「メンタル強化」という視点から見てチャンスをものにできない人は少なからずいます。
一方、別に高校受験をしないとか、受験はするにはするが他のことに打ち込む、といった方法で、強いメンタルを手に入れていく子もいますよね。
あと学歴のある人が優遇される、という見方をする人も多いですが、学歴社会になりがちなのはココで、厳しいところを潜って学歴をつけている人は、メンタルも強くなることが多いんですよね。
必ずしも学歴による優遇ではないのですが、勉強に早いうちから粘り強く取り組んできている人が、強いメンタルをもって上に上がりやすい現実は、どうしても存在します。
受験は一例に過ぎない。他にもチャンスはたくさん!
受験というのはあくまでも、目に見えやすい(そして一般化されやすい)例を挙げたに過ぎません。
どこで何を受験しようが、しなかろうが、メンタルを強くしていける人はしていけます。
社会人になってもそれは同じことで、大学を卒業していてメンタルが弱い人なんていくらでもいますし、受験も、やり方(親御さんのやらせ方)が間違うと、単にメンタルをどんどん、どんどん弱くするプロセスにしかなりません。
だから、社会に出てからガンガン、メンタルを強くしていくことはもちろん可能です。
何が問題かというと、「乗り越える壁を多く体験する」そして「その上手な乗り越え方を場数で学ぶ」ということです。
周囲に良いメンターがいれば、上手な乗り越え方を教えつつ、場数を踏むことに協力してくれます。
ですから、大人になってからもどんどん、メンタルが強くなりますよ。
「良くない周囲」=むやみに手を貸してくれる人
1つポイントになるのは、あなたにやたら手を貸して、あなたがダメな部分を代わりにやってくれる人。これはメンタルを強くする上で、良くない協力者であると言えます。
メンタルが弱いまま大人になってしまった、という人は、ある意味、この「良くない周囲」に恵まれてきていることが多いでしょう。
どんなに困っても、どんなに落ち込んでも、結局誰かが助けてくれている上に、ご本人がそれに気付かず「誰も助けてくれない……」「私は悪くない……」なんて言っているケースが少なくありません。
パターンとして、この相手は、親と恋人が圧倒的に多いでしょうか。
恋人の場合、助けてくれるタイプの恋人と付き合い、助けられ、やがて恋人が疲れて離れていき、次の恋人と……というケースもよく見かけます。
(相手はわりと見つかるか、いない間は親が助けてくれる。)
ですから、メンタルを強くしたい場合には、自分にとって今まで、誰が、どのように助けてくれていたのかをよく分析し、その対象を自分の生活から排除していく必要も出てきます。
排除といっても、付き合うのをやめろというわけではなく、相手の手を良い形で借りながら、少しでも自分の手で色々なことを諦めずにできるようになる、ということ。
時には手を貸してくれる相手を断らなければならないこともありますが、そうして成長していくことは、特に恋人にとって余計にあなたを好きにならせる効果もありますので、非常に良いと言えます。
誰もメンターがいなければ占い師を利用するのは次善策
メンターとして良好な相手がいない場合や、自分にとって「良くない周囲」しか見当たらない場合は、占い師をメンターにつけるのは次善策と言えるかもしれません。
多少お金がかかるのは難点ですが(笑)、結構、確実にアドバイスをくれる存在だからです。
占い師のような……というか、やりようによってはメンターになってもらえるような職業は、実はあまり多くありません。
学校の先生であればある程度、その役割を果たせますが、生徒がせいぜい高校生までの若いうちでなければいけませんし、良い先生との出会いって実はありそうでなかなかないですよね。
その点、占い師はメンタル的には便利屋と同じなので(我ながらひどい)、メンタル強くしたい、と継続的に相談すれば効果が出る可能性は高いでしょう。
もっとも占い師も色々なので、心理学やメンタル面に詳しい占い師、かつご本人もメンタルが強い方を選ぶと良いと思います。
メンタルを強くするには「できるまで自力でやる」を繰り返す
肝心の、メンタルを強くする方法ですが、
何かを自力でやる。これに尽きます。
結局は自己肯定感と自信がメンタルを強くする
近年、何かっつーと自己肯定感、自己肯定感といって
自己肯定感さえあればなんでもいいみたいになっている
良くないとは思うんですが、それもまた1つの真実でもあります。
要は、何かカベにブチ当たった時に
「これは、自分が乗り越えられる試練だ」
と感じられるか、どうかが、メンタルが強くなるか、そうでないかの境目です。
メンタルが強い人は、落ち込まないのではなくて、落ち込んでから割とすぐに次の行動を始め、克服のために動き出します。
そのためには、目の前の困難について「何らかの方法で克服できるのだ」という信念、「自分にはそれができる」という自信が必要です。
落ち込んだ時に、すぐに誰かが手を貸してくれる状態で生きてきた人は、
その自信を持つことができていませんから、
一度凹んだメンタルの復活が遅く、また誰かが手を貸してくれるならできるけど……一人は無理……みたいになる。
周囲もそれでは困るから、誰かが「アー、しょうがないな、やってあげるよ」と手を貸すし、結局メンタルは強くならない。
ということが繰り返されているので、
「とにかく自分の力で、もう一度やってみよう。どうやったら克服できるか、頭を使おう」
と試みることが肝心です。
誰かが代わりにやってくれようとしたら、断るか、その人にやり方を教えてもらうのです。最初は見て教わるのでもいいです。自分ができるようになる工夫をします。
決して、その人に丸投げしてはいけません。
それが、自分のメンタルを強くしていく秘訣です。
メンタルを強くするためには時間がかかる、といったのはコレです。
こんなことを1カ月2カ月やったところで、メンタルそのものが強くなるはずはありません。
まして子どもの頃から10年15年をかけてメンタルの強い大人になっている人もいる、その人たちに追いつくための作業です。
時間がかかることは、とにかく大前提なのです。
誰の手も借りずに自分で早期復活している人は案外そんなにメンタル弱くない
ここで1つ。
「自分はメンタルが弱い」と感じている人の中に、自分のメンタルを過小評価しているタイプの人もいます。
誰かに怒られたらすぐ凹んじゃう。失敗したら、もうやる気なくなっちゃう。
そのとき、例えば、2日以内に凹みがなおり、立ち直ることができ、失敗の克服に向けて動けるなら、おそらくそれほどメンタルが弱いほうではありません。
2週間も3週間も凹んだままだと、恐らく何かが滞って何かしら周囲が困ってしまうので、おそらく周囲の誰かが手を貸して、問題を解決することに向けて動いているでしょう。
問題が起きた時に、いつも親、同僚、恋人、友達、上司が助けてくれた……というような人は要注意ですね。
自分のメンタルの強さ弱さについても、冷静に判断してから対処をするのがいいですよ。
凹むことにメリットがない。だからメンタルは強くなる
大人になってもいつまでもメンタルが弱いという人は、メンタルが弱いことによってメリットがある人、であることが多いです。
メンタルが強い人は、凹んだところで何のメリットもないわ……という経験を積んできた人であることが多いんですね。
これは必ずしもいいことだけとは限りません。
メンタルの強さは、味方の少なさとリンクしていることもある、と思うことは多くあります。
時に、自分の頭で考え、自分一人で無理なことは他の人に発注し、手助けを頼むのも、メンタルの強さの一環です。
しかしこれが、メンタルが強いがゆえに「なんとかなる」と思ってしまい抱え込みすぎて、メンタルが強いはずなのにつぶれてしまう人もいます。
メンタルが強い人は、周囲からも強いと目されるので、基本的に誰も助けてくれません。
そして、誰かを助ける一方の生活にもなりがちです。
もう、みんな(特にメンタル弱い系の人が)「あの人なら助けてくれる」と思っているし、周囲がそれを前提に行動してくることなんてザラです。
凹んでも誰も助けてくれないし、周囲もそんな状況なのに自分が凹んだらもう大変なことになっちゃう、だから猶更、メンタルが強く強く、頑なになっていっちゃうんですね。
だから、メンタル弱い人うらやましいわ……と思うこと、めっちゃあります。
もしも、メンタルが強くなれたら、人を支えすぎないようにすることは大切です。
なぜなら、それは相手をダメにしちゃうからですね。
さじ加減は難しいですが、これからメンタルを強くしようと思う場合は、まずはその前段階。
メンタルが強くなると、仕事などでは圧倒的に評価されるようになってきますし、周囲の人たちの間でもイニシアチブを取れるようになることがよくあります。
場合によっては周囲の人間関係が変わることもありますが、それは自分のレベルが上がったと考えれば良いだけなので、恐れずに様々な対策を実行にうつしてみていただけたらと思います。
繰り返しますが、具体的にどうしたら良いか分からない、身近な人に助言をしてくれるような人がいないという場合は、ぜひ占い師のことも利用してみてくださいね。
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