霊聴の占い師 あん茉莉安の こころと未来を開く手帖

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歌舞伎座、人生初の筋書き、そして勧進帳

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先日は、ご縁あって歌舞伎座にて
「團菊祭五月大歌舞伎」を拝見してまいりました✨

 

今回も素晴らしい歌舞伎の舞台を……

 

とか言っておきたいところではありますが、

歌舞伎、わずかに人生二度目でございまして🤣

 

場所が場所、お着物を召された奥様がたもたくさん……

というなかへ、

ド緊張をしながら行ってきたのでした。

 

1回目に伺いましたときは……

 

せっかくの舞台なのに、

ストーリーよくわかんなかった……(うわぁん💦

 

いや、日本の伝統芸能

敷居の高さはんぱないんよ……

 

とにかくさ、

・何を言ってるかわかりづらい

・よくわからないのと、普段の睡眠不足が祟って途中で意識が飛ぶ

・○○という作品の、○○の段、みたいに、途中だけ上演される

みたいなところがあるので、モノによっては

見るだけでは意味を完全に把握しきれないところがあるんですね……

 

ということを1回目の洗礼で学んだ私。

 

2回目、歌舞伎座へ足を踏み入れて、

最初に「筋書」なるものを購入しました🤣

 

たまたま、先日テレビを見ておりましたら

歌舞伎座の裏ワザ!みたいなコーナーがあり

筋書を買うと、出演者一覧からストーリーまで全部載ってる!

ということでしたので、

これは役に立ちそう! と目をつけておりました!(言い方よ

 

結論から言うと、これは本当に役立つもので、

台本のように全部書いてくれるものかと思いきや、あらすじが書かれているだけなんですけど(笑)

それでも、キャラ名、立場、どういうお話か

ということが全部わかるので、

舞台上で何が起きているか理解できる!

 

セリフも、まあまあ古語混じりで

普通にただ聞いていると、理解できたり、できなかったり

セリフが理解できても、それが何を意味しているのか

ストーリーとしてつながってこなかったりするのですが

(初心者こんなものだと思う)

 

筋書があることで、この話にはここまでどんな流れがあって

上演されるのはどういう場面なのか

というのが頭に入ってきます。

 

とりわけ演目のなかに「三人吉三巴白浪」というのがあり

素人なので、三人吉三って何なんだよ……と思っていたのですが

三人の登場人物が、全員吉三という名前なのだということを事前に理解し

ようやっと話の全貌が見えました。

 

このお話は(すごく雑にネタバレ)

一人目の吉三が強盗、二人目が強盗が強盗した金を借りようとするよくわからない侍、三人目が強盗と侍のケンカを収めようとする和尚?で、最終的に自分たちが全員吉三という名前だということが判明し、なんか全員盛り上がって義兄弟になったあげく、一人目が強盗した金を三人目が全部もっていく

みたいな話でした。

 

正直いって、一人目が夜鷹をだまして川に落とし、百両も強盗したところから話が始まったので、なんで吉三が三人して大団円になっているのかいまいち江戸の民のツボがわからない……

 

御用だろ……

 

しかしそんな話も筋書があったからこその理解で、

筋書さまさまなのでした。

 

ちなみにこの話では、最初に強盗にやられてしまった夜鷹の人が、川にどぼんと落ちるのですが、川といっても床じゃあないですか。

それなのに、吸い込まれるようにいなくなったのがだいぶ不思議でした。うまくできていますね。

 

一方、ストーリーは有名で、割と知っていたけど

演技、技術が本当にすばらしいと思ったのが、勧進帳です。

 

そもそも、今回は席がめちゃくちゃよかった。

 

花道まですぐ側の、桟敷席の脇で、役者さんが本当にすぐそこを通るの。

 

これは、歌舞伎にハマる方が多いのもすごくよくわかる!

と思いました。

 

なお前回、歌舞伎座に伺ったときは、劇場のど真ん中、前から7列目ほどで、舞台を見るには良い席でしたが、花道までは少し遠く、その魅力は「おお。すごい」くらいでした(すみません……)

 

ところが今回は花道がすぐそばで、

またちょうどよく、ちょっと後ろのほうの席だったので

花道を行き来する役者さんたちのいいところが拝見できまして。

 

とりわけ勧進帳は、私みたいな素人でも知っている團十郎の見せ場がある演目です。

ちょっとは話がわかる演目があるぞ!

と思いながら、楽しみに拝見したのですが……

 

義経を守りながら、関守とわちゃわちゃした帰り道

弁慶の台詞は1つもないんです、ひとことも喋らないけれど

弁慶がどういう感情であったのか、何を思い先の道へ向かっていくのか

 

すごい、わかるの!

 

びっくり……

 

1こも、セリフすらないのに!

 

あー、これが歌舞伎なのだ、そのなかでも名作といわれる所以か

ものすごく感心、感動、感銘を受けました。

 

いやぁ、これは歌舞伎を好きになる方のお気持ちがわかる。

役者が人気になるのも、いま話題の蔦屋重三郎じゃあないですが役者絵が大人気なのも、うなずけるってもんです。

 

とはいえ自分一人では、なかなか見に行く機会もありませんので💦

学びの機会をいただけたご縁に感謝、なのでした。

 

因みに歌舞伎は、一度訪れると

休憩を挟みながらかなり長時間の上演が行われます。

 

幕間にお弁当をいただくのがセオリーということで

横浜からシウマイ弁当を持参しました(笑)

 

現地でお弁当を購入するのも、いい判断だとは思うのですが

混み合ったりして、なかなか忙しいことになってしまうので

デパートなどで購入してから歌舞伎座に向かうのも良さそうです🍱

 

でも、あえて現地のお弁当をいただくのもいいですよね!

 

歌舞伎座は、屋上庭園があったり、カフェがあったりして

歌舞伎そのもも以外にも見どころのある場所。

 

ぜひまたお伺いしたい! と思ったのでした!

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