
ようそろ。
占い師のまりあです。
8月も終わりが近く、
朝ドラ「あんぱん」もそろそろ終わりが見えてきた頃あいとなりました。
……あ。朝ドラはちょうど朝食の時間にかかるので、よく見ているんですよ……
その直前の天気予報と、直後の朝イチで情報収集をしますので(笑)
「あんぱん」の放映全体をとおして、
わりと疑問に思いながら見てきたものがありました。
やなせたかし氏をモデルとした「嵩」は「ばいきんまん」をモチーフにしたキャラクターであるといわれていますが、
嵩の親友、「けんちゃん」は「カレーパンマン」をモチーフとしたキャラ。
なぜ、ばいきんまんの親友ポジションは
カレーパンマンでなければならなかったのか?
ついでに言うと、
アンパンマンの本来の主人公である、アンパンマンをモチーフとしたキャラ、嵩の弟・千尋は、戦死。
もう一人の欠かせない仲間、しょくぱんまんをモチーフにしているといわれる、若松次郎は、嵩の妻の最初の夫として結婚した後、戦後まもなく病死。
アンパンマンもしょくぱんまんも、非常に早い段階で退場しちゃってるんですね……。
そのなかで、なぜカレーパンマンを模した「けんちゃん」だけが早い段階から登場し、終盤まで「嵩」に寄り添う役が与えられているのか。
これは、あくまでもいち視聴者の考察ですが
カレーパンマンって、わりと孤高っぽいところのあるキャラクターなんですよね。
かっこいい感じで言うと、おむすびまんなんかもイケメン枠(?)に該当するんですが、
おむすびまんはアレ、割と、孤高とかじゃないです。
だいたい、こむすびまんという子分もいて、
バタコさんのことを唯一「バタコ」と呼び捨てする男ですからね……
バタコさんを人質にとられて敗北するというエピソードすらあった←
やるな、おむすび

その点、カレーパンマンは
なんか、アンパンマンやしょくぱんまんとさえ、いまいち馴れ合ってない感じもする、ちょっと自立したヒーロー像のキャラクターです。
(かといってロールパンナちゃんみたいなダークヒーローではないところがまたミソ)
実際、カレーパンマンはしょくぱんまんとはむしろ口論友達みたいなかんじですからねー
というか、お互いヒーロー同士、信頼感は多分あるんだけど、性格の不一致でしょっちゅう言い合い。ある意味仲良し(笑)
ちゃんとしすぎてるくらい、ちゃんとしているしょくぱんまんに対して、
飄々としていい加減でも決めるところを決めるカレーパンマンです。
私カレーパンマン派だな~
(みんなはどう?(笑))

そんなカレーパンマン色のけんちゃんだからこそ、
いわばアンパンマンの「陣営」であるにもかかわらず
マイナス志向を背負った嵩の側にいられる存在としてピックアップされたのではないかと思うのです。
多分、熱血で優等生で、陽に大きく傾いたあんぱんまん(千尋)では、嵩の支えにはなれなかった。
心の支えの1つではあっても、追いつけない眩しい存在、高い壁でもある千尋。
品行方正で落ち着きのあるしょくぱんまん(嵩の妻のぶの前夫)は、もちろん、嵩に寄り添う存在としては無理ですねwww
嵩(ばいきんまん)にとって、ドキンちゃん(のぶ)の心を奪っていく一生勝てない存在だもんね……。
でも、カレーパンマンだけは、
ばいきんまんが持っている劣等感も、
ほのぐらいマイナス志向も
ポンって、肩たたいて
そんなこともあるよな
ま、頑張れよ
みたいな感じで
どこか認めてくれそうな感じがするんですよね。
そこが、ばいきんまんを投影した嵩の親友役に選ばれた
けんちゃんというキャラクターのゆえんなのかな、と想像しています。
実際には、けんちゃんに該当する実在の人物は、いないのだそうです。
やなせたかし氏の親友というか、盟友みたいなかんじだった人には
永六輔氏などがいらっしゃるようですが
永六輔氏役の方は別にいましたので、けんちゃんは違う。
ですが、
やなせたかし氏が自身をばいきんまんの姿と重ねていた
(自分はどちらかというとばいきんまん、と仰っていた)
というお話は、記録にも残されており本当のようです。
では、なぜ、やなせ氏は自分自身を「どちらかというとばいきんまん」と評されたのか。
それは、正義のために常に正しくある、いわば「立派な」アンパンマンに比較し、
ばいきんまんは、欲が深く、失敗し、挫折し、嫉妬する、
ある意味、人間らしい部分を、たっぷりと持ち合わせた存在だから。
確かに、ばいきんまんって
やなせ氏に限らず、私たち人間にはるかに近い存在なんですよね(笑)
否定できん……ww

人類基本ネガティブ
そんな「一般ばいきんまん」の隣に立ち、心をやわらげ、共に歩める人って、
常に正しいアンパンマンではなく、
品行方正しょくぱんまんでもなく
やっぱり、ちょっとニヒルで、格好つけで、すぐムキになる
「人間ぽい」カレーパンマンなのかもしれません(笑)

