今日は、クラッククォーツの「ひび」が消えるのはなぜか? なにか霊感上の理由があるのかどうか? といったことについて解説します。
- クラッククォーツのひびが消えることは本当にある
- クラッククォーツのひびが消える理由!
- クラッククォーツのひびは元に戻せるの?ひびが消えてしまった場合の対処法
- クラッククォーツのひびが消えることに霊的な意味はある?
- クラッククォーツのひびが消えることのメリット
- 変化を愛でるか、珠交換で元の姿を取り戻すか。クラッククォーツのひびを楽しんで♪
クラッククォーツのひびが消えることは本当にある
ちょうど、身近で良い例があったので写真を撮影しました。まずお写真からご覧いただきましょう。
といってもタイトルで使っていますが、改めて、こちらの写真です。
キラキラは、加工スタンプですけど😙それはちょっと遊んだだけです。
キラキラ以外は、加工をしていない画像です。
光が入っているので、左側の珠のほうが白光りしていますね。
実は……
どれも同じクラッククォーツです。(仕入れたときのロットまで同じ!)
右側2粒は、お客様のところから、修理メンテナンスで戻ってきたものです。
左側の1粒は、完全な新品で、まだどなたの手にも渡っていないもの。
色の違い……どうでしょうか。
右側の石のほうが、圧倒的に透明!
そう……
クラッククォーツのひびが消えることは、本当にあるのです!
こちらの商品が、お客様の手に渡る前のお写真があったので、クラッククォーツの粒をピックアップしてきました。
背景が白いところで撮影しているので、見えづらいですが、左下の粒はクラッククォーツではなく通常の水晶なので、クラックの具合はわかっていただけるかなと思います。
←画面中央の石はクラッククォーツ
↑この左下の粒は普通の水晶
上の写真のブレスレットが、数ヶ月でメンテナンスに戻ってきたとき、最初の写真のようにクラッククォーツのクラックは、かなりなくなっていました!
クラッククォーツのひびが消える理由!
クラッククォーツのひびが消える理由は、2つあります。
1つは、水分。
1つは、油分です。
追って確認しましょう。
クラッククォーツは「水晶にひびが入ったもの」
クラッククォーツとは、水晶にひびが入ったものを言います。
このひび自体は、大体の場合天然ではなく、天然の水晶に人工的に圧力をかけてクラックを入れていることがほとんどです。
いずれにしても、天然水晶にひびが入っていることは確かで、肉眼では球形を保っているようであっても、ひび1つ1つに微細なスキマが空いています。
クラッククォーツのひびが消えるのは「水分や油分がひびに入り込むから」
クラッククォーツのひびが消える理由は、ひびのわずかなスキマに、生活している時に付着する水分や油分が入り込むからです。
たとえばブレスレットの場合、手首への装着で少しずつ皮脂が入り込んだり、皮膚呼吸や手を洗うときなどの水分が入り込んだりします。
すると、ひびの部分で光が反射していたものが、光を透過してしまうようになるため、肉眼では確認できなくなるのです。
クラッククォーツのひびが「消えるわけではない」
ここまでの理屈でわかるように、クラッククォーツのひびは、消えるわけではありません。
見えなくなるだけです。
人の目に映らなくなってしまうのは、油や水分が入り込むことによって、ヒビ部分と水晶の部分とで、光の屈折率がほぼ等しくなってしまうからですね。
「油の中に、ガラスのコップを入れると見えなくなる」
という子ども向けの実験を見たことがあるかもしれませんが、あれもほぼ同じ原理です。
水の中にコップを入れても見えるのは、水とガラスの光の屈折率が全く違うからだそう。
そして、ガラスと油の屈折率は近いのだそうです。
クラッククォーツのひびは元に戻せるの?ひびが消えてしまった場合の対処法
クラッククォーツのひびが消えてきてしまった場合、元に戻せるかが気になる人もいるでしょう。
対処法はあるものの、万能ではないことを知っておくといいかもしれません。
しばらく乾燥した場所に放置してみる
クラッククォーツのひびが消えてしまう原因の1つは、ひびに水分が入り込むことです。
つまり、ひびの中の水分が乾燥することで、ひびが戻ってくる可能性はゼロではありません。
ちょっとパワーストーンとしてはイレギュラーですが、乾燥剤のなかに入れておく、あるいは乾燥した部屋に置いておく、浄化がてら日光の当たるところに置いておく等を試してみる可能性はあります。
油分が原因の場合は改善しない
放置するという方法で、水分が原因でひびが消えている場合ならば、ひびが戻ってくる可能性があります。
ただし、油分が原因の場合は改善しません。
洗剤などで洗浄しても、クラックの中まで洗うことはできないので、油分を落とすことは難しいでしょう。
珠交換をおこなってくれるショップで交換をお願いする
上記で改善しない場合、おすすめはこちら!
珠交換を受け付けているショップで、交換をお願いしてみましょう。
もちろん、しおさい堂でも郵送で珠交換を承りますので、画面内のチャットやTwitterのDMでお気軽に打診してくださいね。
お気に入りのブレスレットなど、クラッククォーツのひびが見えなくなってきてしまい、お気に入り度が下がるともったいないです。
お決まりのショップがある場合は、ゴム替えの際などに、珠も交換できるか聞いてみると良いでしょう。
クラッククォーツのひびが消えることに霊的な意味はある?
クラッククォーツのひびが消えてしまうと、霊的に何かマズイことが起こるのでは……パワーストーンのパワーが弱まってるのではないか……と不安になるかもしれません。
結論から言うと、ひびが消えただけでは霊的にどうこうということは特にないため、あまり不安に思わないほうが良いでしょう。
ひびが消えるというのは、ここまでご説明してきたとおり、霊的な原因よりもむしろ、物理的なところに原因があるのです。
ただし、長期間にわたってメンテナンスなしで身に付けている場合は、クラックのあるなし関わらず、石が疲れていくこともあります。たまには浄化して差し上げてください。
その際、クラッククォーツはひびが入っているため水分にあまり強くありません。
日光、月光、クリスタル、セージ、レイキヒーリング等での浄化を試みてくださいね。(ブレスレットなど、同居している石が日光に弱いものでないかをご確認ください😊)
しおさい堂ではレイキヒーリングによるパワーストーン遠隔浄化も可能です。お気軽にご相談くださいませ。
クラッククォーツのひびが消えることのメリット
そんなことあるのか! と思われそうですが、クラッククォーツのひびが消えることでメリットを感じる人もいるかもしれません。
メリットになりうるパターンをご紹介します。
クラックが少ないほうが好みである
パワーストーンのオーダーを承る際に
「クラッククォーツは好きだけれど、ヒビが多くないほうが良い」
というご要望をお聞きしたことがございます。
この場合、当店では新品のクラッククォーツでお作りし、お手元で育てていただく(使用に伴ってひびが消えてくるのを楽しんでいただく)という方法をご提案しています。
クラッククォーツは、育てる楽しみのある石であるとも言えます。
虹入り水晶(もどき)に成長することもある
冒頭でご紹介した写真を、もう一度ご覧ください。
右側、上のほうにある珠では、珠のなかに虹が映りこんでいるのが見えるかと思います。
クラッククォーツだったころは、白く光るだけだったものが、クラックが減るころになって虹を見せてくれることもあるのです。
虹(イリデッセンス)の出るヒビ水晶は、通常「アイリスクォーツ」と呼ばれます。アイリスクォーツのヒビは、クラッククォーツと違い天然のヒビで、虹がきれいに出るものほど高価な傾向もあります。
これに対して、クラッククォーツは決して高価な石ではなく、うまく育つとアイリスクォーツのようになってくれる、というのはメリットなのかもしれません。
変化を愛でるか、珠交換で元の姿を取り戻すか。クラッククォーツのひびを楽しんで♪
クラッククォーツのひびは、水分や油分によって消えてしまうことがあります。ただ、その変化を楽しむという観点もあるので、良し悪しは持ち主様それぞれで決めて良いことです。
クラックが消えてしまったからというだけでは、霊的にどうこういうものでもありません。
お好みに合わせて、珠交換でアクセサリーに元の姿を取り戻してあげるという方法も検討してみてくださいね。
ここのところ、日常の報告事項はアメブロにアップしているので、久々のはてブとなりました。
またゆっくり更新していけたらと思います。
今年もよろしくお願い致します(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*
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