こんにちは、あんです。
先日は、中学受験塾で
講師の先生にお話を伺う機会がありましたので、
そこから得たものを少し書き記しておこうかと思います。
中学受験塾の講師さんというのは、小学生を私立中学ですとか、受験の必要な公立中学に行かせるのがお仕事なわけで、
なかなか厳しい世界を生きておられるものと思います。
私も受験当時はだいぶお世話になりましたが
科学的見地も発展してきている今、当時とは考え方も子どもの伸ばし方も
随分進化しているなあと感じました。
中学受験塾は、成績を伸ばす場所でもありますが
それ以上に、子どもを強くする場所でもあります。
そこには、大人になって「突出する」ヒントがたくさん隠されているのも事実です。
今日ブログに記録しておくのは、塾の先生が教えてくれた、
そんな「突出」のヒントです。
「始めるまでの時間」の捉え方
何かを「始めよう」あるいは「始めなきゃ」と思ってから、
実際にそれを始めるまでの時間。
あなたは、どれくらいかかりますか?
塾の先生はこんなことを、仰っています。
「勉強を始めようと思ってから実際に始めるまでの時間は、
テストの時に、テストが開始してから、テスト問題を解き始めるまでの時間です。」
まじですか(´・ω・`)
……でも、確かにそうなんですよね。
行動しよう!
って考えてから、実際に行動するまで長時間かかる人は、人生において圧倒的に、不利なんです。
まず、始めること
何かを成し遂げようと思った時、大切なのは、まず、始めること。
開始することです。
これは、どこか他のところで書いた気がしますが、
「やる気出ないなー。やる気出るまでちょっと他のことして、やる気出たらやろう」
という思考は、一般的かつ致命的なんですね。
なぜなら、やる気というものは基本的に無いし、沸いて出たりもしないものだからです。
そんなもの、幻なのですから、いつまでも出なくて当然、当たり前。
待っていても時間ばかりが経過し、身につくものは何もありません。
そうこうしているうちに、
「やる気ないけどとりあえず始めるか……」
と動く人に大きな差を付けられてしまいます。
子どもの頃から数十年の習慣の差は大きい
さきほど「一般的」と書いたとおり、
「やる気が出てからやろう」
という思考は非常に一般的なもので、小学校のクラスが35人いたとしたら、そのうちの30人まではこういう思考を持っていること請け合い。
(大体の平均的な目算に過ぎませんが、多分あながち外れてない。もちろん学校によって違うと思いますよ)
で、35人中5人いるかいないかの子が、やる気がなくてもやらなければいけない、という方向で動いていく。
これを大人になるまでずっとやってしまうと、当然、大差です。
実際には、途中で中高生のうちとか、社会人になった頃とかに
「あ、やる気とかいうものは幻やな、とりあえず動かんと話が始まらん」
と気付いて動くようになる方がいるので、世の中は子どもの持ち上がりというわけではないです。
ただ、早期からそのような訓練をしている人と、何歳になっても一向に「やる気出たらやるわ……」と言っている人との差は、当然激しくなってしまう、というお話です。
机の上は頭の中
次の教え、机の上の状態について。
何かをする前に机を整理しましょう。
机を整理することは、思考を整理することにつながります。
あっ、やっぱり?(笑)
私めちゃくちゃ机のきたない女子でした。
よくそれで親に怒られていましたが、整理整頓をする方法ってよくわからなかったですね。
親は説明していたつもりなのかもしれませんが、私「片付け方」としては全く理解していなかった(……残念)。
それで、大人になって気付いたことによると、
やはり机の上が散らかっていることには損が多いですね。
何かを使いたい時には、探索から開始しないといけないですし、
探している途中に本を読んでしまったりもするし(笑)
※私が子どもの頃は、自宅に漫画というものはなかったので、普通に文字の本ですけど、それでも読むっていうね
今、思えば、何らかの大損をしていたんじゃないかなあ
と感じることが多いです。
1つずつ片付けることのできる脳と、そうでない脳
机の上が汚い、ということがどういうことかというと
「1つのことを終わりきらないうちに次にいく脳」
ということを示します。
女性はマルチタスクが得意で……
なんて話もあり、女の人は特に1つ終わらないうちに次のことをするものだろうなんて思われがちですが、実はそういうことではなくて
机が整理された状態で複数を同時進行する人は
1つ1つの作業が整理された上での同時進行なので、
複数作業の間の行き来もスムーズ。
作業中の机の上も、整理されていれば
物事が素早く進んでいくものです。
一方、例えば3つ作業をしていたからといって、3つが同時にいっぺんに終わることはありませんよね。
3つのうち1つが先に終わって、4つめの作業が始まる(だから同時進行しているのは常に3つ)なんてことになりがちです。
その、1つの作業が終わった時に、片付けをしないまま次の作業を始めることによって
机はごちゃっとなるし、
頭の中も、前のが片付けきらないうちに次のものが始まるので
どんどん混乱していっちゃう。
そのあたりが生き方にも大きく影響を及ぼしていくので、
1つ終わったらそれに関連するものは片付けて、次のものを始める脳になろうね
ということなんですね。
目的を見誤らない
最後、目的感のお話。
中学受験の場合は、「受験のその日」が「最高のパフォーマンスを出すべき日」です。
これは高校受験も大学受験も同じですし、何なら中間テスト、期末テストだって同じでしょうね。
でもやはり時々、いるんだそうです。
直前だからといって頑張り過ぎて、当日体調を崩したり、
すごく眠いまま試験を受けにいかないとならない人。
どんなにそこまで頑張ったとしても、結局は当日のパフォーマンス。
つまり、目的を見誤ったら負けなのです。
目的のための手段を的確に割り出すスキルを持つ
中学受験は子どものすることなので、親の判断が状況を多いに左右していきますが
大人は、そういうわけにはいきません。
中学受験は6年生の2月で終わりますが、
大人は生命が尽きるまで終わりません。
要は、大人の場合はどうやって的確に長期的な目的感を持ち、
そこからどのような手段を選択していくのか。
最終的な目的は、中学受験とは違うのですから、ブレたり、変更になることもあるでしょう。
そこが変更になった場合には手段をどうするか……いずれにしても、「目的のために在る手段」を明確にし、それを実践していくことが、人生を通して必要ということですね。
子どもと大人で大切なものはさほど変わらない
今回は塾の先生にお話を伺いましたが、結局
子どもでも大人でも、大切なものってあまり変わらないんだなぁ
と感じさせられるお話でした。
それだけに、こうした考え方に子どもの頃から触れ、身に付けさせられているのかどうかで
成長の度合いや、大人のコミュニティの中に放り込まれた後にどのようなポジションを築けるか、ということが
変わってきてしまいますね。
また大人になってからも、こうしたことを意識するのか、しないのかで
結果は大きく変わるかと思いますので、
ご自身の生活の中で、より善く生きるための方法として
参考にしていただけたらと思います。
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