こんにちは、占い師のあん茉莉安です。
このブログの読者さんの中には、パートナーさんと仲良しの人もいらっしゃると思いますし、今残念ながらそうなれていない……という方もいらっしゃると思います。
男女の(とは限らないけれど)パートナーとは不思議なものです。
親子関係は選べないけれど、パートナーは選んでいくことができる。
占いをしていて、また普通に生きてきて(笑)、そのように感じる事も多いですね。
そしてパートナーについていつも思うのは、
パートナーって、自分の鏡なのだな……
ということです。
わかりやすく自分の例を挙げて言うと、私はこれまでたいして長くもない人生で、結婚と離婚を1度ずつ経験していて、ものすごく異性を選り好みするタチであることからも、お付き合いをした人はその方だけという良くも悪しくも(決して良くないwww)鏡に恵まれないタイプなのですが(笑)
それでも、一度お付き合いをして結婚した時は、その相手は自分を映す鏡のようでした。
まあ結構最近気付いたけどね……
いや、大きな別れを経験したからこそ、気付いたのかもしれません。
その人と同じ方向性を向いたり、似たような人生観を持ち続けていられる限り、2人の人間はパートナーでいられます。
生まれた地方、年齢、そして性別すらも全く関係がありません。
(ないと思う。少なくともしおさい堂では、年齢や性別で恋愛を判断しないことにしています)
そこにあるのは恐らく、魂の温度とか、陰陽としての和合性といったものなのだと思います。少なくとも私にはそう見えます。
2人の人間の魂は、同じ形をしているわけではないけれど、太極図がするりと和合するように、パズルのように嵌まるわけですね。
だから鏡に映るように、左右対称ということなのかもしれません。正反対だけれど同じ姿をしている。
誰かとお付き合いをしている時、
相手の姿は自分の姿であることがほとんどです。
そして、人生の環境は刻々と変化していって、ずっと同じではあり得ないのだけれど、
共に似たように変化をしていく限り、2人がパートナーでいられることに変わりはないのだと思います。
これが何かの切っ掛けで、片方だけが相手と全く違う変化をしてしまうことがあります。
あるいは、双方の変化の方向性が乖離してしまうんですね。
本当は、相手がどのように変化するかをよく見て、自分もそれに合わせて変化をしていく、それを双方で行わなくては、パートナーとして一緒にいることはできません。
それはきっと、魂のパズルの形が変わってしまうから。
私の場合はそのパズルの形がズレてしまって、そして、自分の中で
「ああ、あなたのような形に変化をすることは、したくない」
と感じてしまった瞬間がありました。
あるべきではなかった許せない瞬間というやつだね(笑)
一度パートナーになった2人が、少なくともどちらか片方が別れを選択する時は、
相手がもう、「鏡の中の私」ではなくなった時、なのでしょう。
せっかく見つけた鏡の中のあなた。
ずっと一緒にいたいなら相手をしっかり見てほしい
そのように思います。
相手を見て、相手に合わせて、それをお互いにしていく。
ポイントは「お互いに」ということで、片方だけが相手に合わせて変化をし続けていくのは、とても難しいことです。
もちろん、全くズレがなく長い時を過ごせることは、ないのでしょう。でも、
少しズレた時に、お互いがお互いに相手の鏡で居られるように努力をすることで、幸せな時間は長続きしていく。
そんな風に考えています。
パートナーは共に成長し、共に老いる存在です。
それをお互いに愛し、いつくしみ、大切にすることって、多分、意固地になって自分を維持するよりも幸せなのではないかな……と思いますよ(*^_^*)