私も一人の親として(一人親だけど)2人の子どもを育てていますが、
昨日は業務外の件で、なかなか子育てに時間を割けないというケースを目にしました。
そのご家庭では、大人は自営業のため夜の帰りが遅く、
中学生のお子さんが、下の小さなごきょうだいの寝かしつけまでを担っていらっしゃるようです。
家庭内部の様子はケースバイケースで、このご家庭が具体的にどのようなケースに当てはまるのかという言及は避けますが、
中学生ってまだまだ大人から保護されているべき存在。
成り行き、なし崩しに、下の子が生まれたからといって
半分大人のような扱い、むしろ完全に大人のような扱いをしてはいけない存在ですよね。
大人だって人の心は脆い。
まして10代の心はもっと不安定であること。
また、保護されるべき時に保護されずに育った心は
大人になってもなかなか強くなることが難しいという現実。
大人が様々な心の問題を抱える時代です。
今、大人になった人の中にも、しっかりと保護されないまま年齢を重ね迷走している人も多い。
でも、子どもを守る立場になってしまったのなら、そんな脆さをカウンセリングで調整しながら、子どもの心をしっかりと保護していくことはとても大切です。
次の迷走を生まないために、
子育て世代には自分の心と子どもの心を、特にしっかりと見つめてほしいと思います。