幸運術士 あん茉莉安の こころと未来を開く手帖

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子どもの自殺を防ぐ=信頼を築く。幼少期から大事にしたいこと

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こんにちは、あんです。

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コロナ禍を受けて、不本意ながら子どもの自殺も急増しているという現実を、あなたはどう見ていますか?

子どもの自殺の原因は、どこにあると分析すれば良いのでしょう。どうしたらこの流れを止められるのか。

「成長途中」でコロナ禍にある中高生たち

思春期の子どもが自殺を選ぶ時、短期的な理由はいくつもありますが、それらはいずれにしても、直接的な問題です。

もろもろの辛さをもたらす直接的な問題を、誰にも相談できない、共有できない……ということが自殺につながる、と思われがちです。

ただこれは合っているようで、少し的外れなのではないかと私は考えます。

自殺をしない子ども(大人もですが)たちが、その人の辛さを必ず誰かに相談しているか、共有しているかというと、そうではないからです。

それに、心の悩みごとって、そう簡単に誰かと共有できるもんでもないですよね。

不足しているのは自分への信頼性

人が生きていく上で、とても大切なもの。

それは、自分を信じる力。自分に対する信頼性です。

自分を信じることができるからこそ、

「今は辛いけど、コロナ時代で大変だけど、そのうちなんとかなるさ、やっていけるさ」

と思えます。コロナに限らずです。

基本的にこれは、大人も子どもも変わりません。

しかし、こうした自分への信頼性は、思春期を通して何年もかけて身についていくものであって、大人になるに伴い、平常であれば、少しずつ大きくなる。(残念ながら例外があります。大人になればみんなが自信を持てるわけではありません)

今成長期にある子どもたちは、まだこうした自己に対する信頼感が成長途中でコロナ禍に直面する羽目になっているわけです。

不足分は「他者の存在」で代用することができる

自分を信頼できることは、急にできるようになるものではありません。

 何度も失敗し、挫折し、それを乗り越えることによって少しずつ身につくものです。

(だから大人でも、自分への信頼性が不足している人はいます。挫折と乗り越えのプロセスが足りないケースがほとんどです)

つまりこれは、ある程度の経験が必要である、言い換えればある程度の年齢が必要であるとも言えるんですよね……。

しかし自分への信頼性の不足は、他者の存在によってある程度代用することも可能です。

要は「この人がいてくれれば、大丈夫!」っていう状態ですよね。

自分で自分のことが、なかなか信頼できなくても、誰かから信頼されていて、また自分がその誰かを信頼できている状態。

これなら、間接的に自分を信頼することもできるし、その人がいるから頑張ろう、その人も頑張っているから自分も頑張ろう、その人から信頼されているから自分はきっと大丈夫だ、頑張れる、って思える。

他者との信頼関係というのは、そういう側面から見て非常に大切なことなのです。

親が信頼できる他者になれること、なれないこと

「他者」というのは様々です。

友人であったり、恋人や夫婦などパートナーであったりしますし、特にパートナー関係で信頼を持つことができれば何よりも強力な味方になる。

ただしことが思春期の子どもになると、恋人関係はとても難しいものになりがちです。

必ずしも信頼できる恋人がいるとは限らないし、恋人がいることが逆に精神的な不安定の原因になったりもしますよね。

だから、この時期までは、一番大切なのは親との信頼関係だったりもします。

良くも悪しくも、なのですが……。

子どもの世界は広いようで、まだ狭いですね……。

もちろん友達との世界も大切ですよ。でも親との世界は友達よりも、この時点ではまだ大きいことがほとんどです。

子どもは親に全てを話せない

これは、親との信頼関係があってもなくても同じことなのですが。

子どもは心の内の全てを親に話すことはできません。

誰しもが子どもの時期を過ごしたことがあるから、わかりますよね?

自分の全てを人に話すことはできません。

秘密にしておきたいこともあるし、意識して話さないこともあるし、あるいは言語化できないものさえもあるからです。

大人か、子どもかに関わらず、ここは同じ事です。

ただ思春期の子どもともなれば、猶更、親には隠しておきたいことが増えたり、とにかく言えることばっかりじゃないわけ。

親の側はそれをわかった上で、子どもと信頼関係を作る意識が大切です。

人は「なんでも話すこと」を「信頼がある状態」だと思いがちですが、そうではありません。

家に帰れば受け止めてくれる存在が、親、であることが理想

なんでも話すわけじゃないんですよ。 

親は自分の全部を知っているわけでもない。

そんなことは子どもの側がよくわかっています(親の側もちゃんと認識しておいてほしいと思います)。

「だけど、親のことは信頼できる」のか。

「だから、親のことは信頼できない」のか。

これは大きな差になりますね。

「全部知っているわけじゃないよ、でもちゃんと見守っているよ」

という親は、子どもから信頼されます。

「全部知っている。知っているから言えるんだけど、アンタはろくでもない」

みたいな見方をしている親(極論ですが……でもいるんですよ、そして、全部見えている、わかっていると言う親に限って、子どものことはディスるんですね)は、子どもから見て、自分の味方じゃないんですよ。

そして、コロナ禍のように自分の味方がわからなくなった時って、特に思春期のように人間関係の広げようがない時期には、自分の親が自分にとってどういう存在かということは大きいです。

全部わかってもらえていないにしても、まして自分の全てが自分自身で把握できない状態であったとしても、どんな自分でも親は味方だ……そういう風に思えるのなら、少なくとも「人生を放棄する」という道は選ばなくても済む可能性が高くなるのではないでしょうか。

親との信頼関係は幼少期から長い時間をかけて作られる

親子の信頼関係は、幼少期から長い時間をかけて作られるものです。

子どもが小さい頃の親の姿勢というものは、子どもが大きくなって、思春期になって、一見して親なんかもういらないんじゃないかっていう年齢になる頃になって、ものを言うようになってきたりもします。

まず、今、小さなお子さんがいらっしゃる大人(あるいはこれからお子さんが生まれる方)は、どうやったら子どもとの間に信頼関係を築けるかをよく考えたほうが良いでしょう。

ただそれに失敗してしまったケースでも、子どもと上手な距離感を持って付き合って行けば、信頼を取り戻したり、再構築することは可能です。

そしてそうすることが、コロナ禍で苦しむ子どもたちを影ながら支えることになっていくのではないかなと、そう思っています。

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