幸運術士 あん茉莉安の こころと未来を開く手帖

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好きな人のことがかっこよく見える心理学的仕組み

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こんにちは、あんです。

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今日は「好きな人がかっこよく見える心理学的な仕組み」について

研究してみたいと思います!

友達に彼氏の写真を見せられた時、

「どやぁかっこいいでしょう!」

みたいな雰囲気がすごくしてくるのだけれど、肝心の友彼はたいしてイケメンでもない……

という経験は誰しもがしていると思います。

 

つまり、「かっこいい」かどうかというのは、

必ずしも容貌の如何ではないわけですね。

これは芸能人でもかなり同様の点があります。

 

人は顔ではない、の代表的なところかもしれません。

ちなみに男性から見て、好きな女性がきれいに見えるとか、かわいく見えるというのは、全く同じ原理ですね。

 

ですから、ここをマスターしておくと

恋愛のお役にも立つことがあるかもしれません。

 

「好きな人がイケメンに見える」という現象は

2つの心理学的な効果から成り立っていることが考えられます。

好きになったらかっこよく見える「ザイオンス効果」

まずはジャブ。

好きな人がかっこよく見える原理その①は、心理学的に「ザイオンス効果」と呼ばれるものです。

ザイオンス効果=頻繁に見るものを好きになる現象

ザイオンス効果というのは、

よく見るものに対して好意を抱く、という現象のことを言います。

 

わかりやすいところでは、中学とか高校とかの、委員会活動など、

「2人で一緒に行動する」時に

相手が異性だったりすると、

案の定好きになってしまった……

なんてことは、ありませんか?

 

特定の異性だけ頻繁に目にすることで、

自分は相手のことが好きなのではないか? と思いはじめ、

相手がかっこよく(かわいく)見え始めます。

 

ですから、自分が相手のことを好きになった場合、

ワザと共同の作業を増やすなどして

接点を増やすことは、作戦の第一歩として使えるのです。

 

両想いで付き合っている、という場合、

既に頻繁にお互いの顔を見るようになっているので、

ザイオンス効果が相乗効果的に働き、相手のことがどんどん好きになっている状態、

すなわちどんどんかっこよく見えるようになっていく状態であることが多いでしょう。

 

片思いをしている場合も、相手の顔をウットリ眺めていたりするので

ザイオンス効果が発揮され、かっこよく見えるというわけです。

認知的不協和理論をプラスすると余計に効果的

さてここで、オマケ的な裏ワザもご紹介しましょう。

認知的不協和理論、と言います。

さきほど、「共同の作業を増やすなどして接点を増やす」と(増やすが2回もありましたけどね)お伝えしました。

共同の作業をするということは、協力し合わないといけないわけであり、

そして人の心理は

「協力してあげた相手を、好きになる」

というメカニズムで動いています。

これは、協力してあげたい! と思って協力した場合はもちろん、

別に協力したくはないんだが、しないわけにもいかねェか……

という感じで協力した場合にも働く理論です。

 

別に協力したくない場合、相手のことは特に好きではない、むしろ嫌いかもしれないわけですが、「協力してあげた」という現実があると、心は「嫌いなのに(なんとも思ってないのに)協力してあげた」という矛盾を、なんとか矛盾のないものにしようとします。

ですが、協力してあげたことは動かぬ事実なので、そこは変えられない。

したがって心は「そっか! オレ、彼女のことが好きだから協力してあげたんやな!!」と納得するわけです。

 

これは、協力せざるを得ない環境下で協力し合ったり、

相手からなにかを頼まれて、頼み事を聞いてあげたりした場合に起こりやすい現象です。

だから、自分のことを好きになってほしい場合、

相手に何かを頼むのは非常に効果的ですね。

 

ただしこれらはあくまでもジャブだと伝えたとおり、

次に紹介する効果が発揮されなければ、

ただ頻繁に見たり、協力したりするだけでは

「いい人」とか「腐れ縁」止まりになってしまう可能性もあります。

かっこよく見えて好きになる「ハロー効果」

さて、ザイオンス効果だけをかんがみると、

好きになるのが先か? かっこよく見えるのが先か? と言われると、どちらかと言うと、頻繁に目にする→好きになる→もっと見る→かっこよく見える、という形が見えてきます。

つまり、相乗効果的ではあるものの、「好きになる」が先に来る形式と言えなくもありません。

ところが、先にかっこよく見えるパターンもあります。

それが「ハロー効果」です。

ハロー効果=スペックのいいものを好きになる現象

ハロー効果というのは、

……つまり、福山雅治がCMで使っているマヨネーズを店頭で買いたくなる現象のことを言います。

「このマヨネーズ、福山雅治が使ってるんだよね……いいマヨネーズだな!」

と、なるかどうかはわかりませんが、まあ、福山雅治が使うくらいだから、悪いものではないのだろう、くらいのイメージはマヨネーズにはあるかと思います(笑)

 

ハロー効果は、はっきり言って「認知の歪み」です。

「マヨネーズ」そのものが、かっこいいモノというわけではなかったとしても、

「福山雅治が使っているマヨネーズ」となると無意味にかっこいい。

山田一郎が食べているであろう日清カレーメシもかっこいい。

 

そう、ハロー効果とは、本来そのもののかっこよさがそれほどではなかったとしても、

それを裏付けるものがかっこいい場合、見た目もかっこよく見えてしまう、

という現象。

 

すなわち、「スペックがいい男はかっこよく見える」のである!

 

ただ、ここで言える「スペック」というのは、金があるかどうか、肩書きがどうか、身長が高いか低いか、だけではないことはよく肝に銘じておかなくてはいけないところです。

スペックでビジュアル認知が歪む代表例

例えば、

「国際弁護士資格取得に向けて留学している29歳男性、身長170cm前後、体重60kg前後の中肉中背、スーツを着こなすお坊ちゃん風」

と言った場合、

「おっ、なんかカッコイイっぽくない!?」

と思いましたか?

思いましたね?

 

では、それが

「地位のある女性を誘惑し、日本の税金を億単位で使うのではないかと言われており、家族関係もなんだか怪しい男性」

だと聞くと、どうでしょうか?

イメージする顔面の輝きが一気に落ちたのでは。

 

誰のこととか言ってないからっっ。

 

わかりやすそうな例を挙げただけですからね~。

 

そう、人の顔面偏差値の認知は、その人の背景によって輝いたり、霞んだりするものです。

 

職業、収入、肩書きはもちろん、

優しいこと、誠実であること、努力家であること といったものも

人のビジュアル認知に影響を与えます。

 

「百年の恋も冷める」という言葉がありますが、

好きだった相手の「ありえない面」を見てしまった時、

どんなにイケメンに見えていた相手も、詐欺師みたいに見え始めるものです。

ハロー効果はこのように、諸刃の剣にもなるものです。

 

ともあれ、ハロー効果がうまく作用すると、

「相手は努力家だ! 色々チャレンジしているし、頭も切れる。かっこいいな。あれっ、彼ってこんなにイケメンだったっけ。なんか好きになってきたぞ……」

ということが起こりうるようになりますので、

認知って大事!!!!!

ということですね。

 

うまく使えば恋愛面にも良く作用することが多い……というか、

これを本能的にでも上手にできていない場合、恋愛面で苦労することは増えるかと思います。

折角誰かと付き合えても、愛想を尽かされてしまうことが多い人は

ハロー効果の逆転劇にやられているのかもしれません。

ぜひぜひ、ザイオンス効果、ハロー効果の2つを上手に利用していってくださいね。

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