結婚指輪、婚約指輪の定番……そして大人の女性の定番でもあるジュエリー「ダイヤモンド」には、どのような意味や効果があるのでしょうか?
あまりそうとは思われていない節もありますが、ダイヤモンドもまた、パワーストーンの1つとしても数えられています。
今回はダイヤモンドの意味、効果、組み合わせや、おすすめの浄化方法についてご紹介していきます。
- ダイヤモンドは4月の誕生石
- ダイヤモンドの意味と効果
- ダイヤモンドはマイナス面も増幅してしまう?
- ダイヤモンドの石言葉
- ダイヤモンドの和名
- ダイヤモンドの別名はある?
- おすすめ順!ダイヤモンドの浄化方法
- ダイヤモンドの対応チャクラ
- ダイヤモンドは偽物あるよね…見分け方は?
- 遺骨ダイヤモンドとは?「人工的で本物」の最強のお守り
- ダイヤモンドと似ている石
- ダイヤモンドとおすすめのパワーストーンの組み合わせ
- ダイヤモンドの結晶系と硬度
ダイヤモンドは4月の誕生石
ダイヤモンドは、4月の誕生石としてよく知られています。
4月の誕生石は他に、水晶、キュービックジルコニアであると言われています。元々4月の誕生石はダイヤモンドとずっと言われてきましたが、パワーストーンとしてのダイヤモンドは手に入り難いことと、金額的にも高価なことから、透明で色合いの似た他の石も4月の誕生石として数えられるようになったと考えられます。
ダイヤモンドの意味と効果
それでは、ダイヤモンドの意味や効果についてご紹介します。
なぜ、結婚指輪や婚約指輪にダイヤモンドが使われるのかを知らなかった人も、これを読むと「ああ! そういうことか!」と納得できるかも。
また、結婚や婚約、恋愛とは無関係に、ダイヤモンドというパワーストーンの持つエネルギーの傾向もわかってくるでしょう。
決して屈服しない
ダイヤモンド最大の特徴は、何よりも硬いと言われるその硬度です。
多くの天然石が硬度3~6、中にはもっと低いものもある中、ダイヤモンドの硬度は10とされています。
ちなみに私たちが常々「硬いよね」と思っている鉄の硬度は4~5なんです……。
それゆえに、ダイヤモンドを加工するためにはダイヤモンドを使うと言われますね。
ダイヤモンドの語源は、ギリシャ語の「征服されざるもの、何よりも強い」という言葉(adamazein)なのだそうです。
その言葉のとおり、何者にも屈しないその硬度をもって、ダイヤモンドは持ち主に、屈服しない精神をもたらしてくれます。
エネルギーの活性化
ダイヤモンドは強いエネルギーを持った天然石です。
それは、光を反射、増幅する力によるものと考えられています。
ダイヤモンドの輝きは誰もが知るところですが、サンキャッチャーのように光を集めては散らす性質があるので、場の空気を清浄にして持ち主のエネルギーを活性化してくれます。
強い意志力を貫く目標達成のためのパワーをもたらす
何者にも屈せず、エネルギー値をアップするということは、目標を達成するための持続力とパワーをもたらすということを示します。
何か諦めたくない目標がある人は、ダイヤモンドを身に付けると良いですね。
また結婚指輪、婚約指輪にダイヤモンドが使われるのは、共に歩むという目的を達成するという意味合いがあるためでしょう。
精神を純粋無垢に保つ
ダイヤモンドは他の何にも負けないその硬度、そして優れた透明度から、精神を純粋無垢に保つ石であるとも言われています。
この意味合いもまた、ダイヤモンドが結婚指輪、婚約指輪として利用される理由の1つです。
自分の才能を伸ばす
ダイヤモンドは意志力を高め、雑念を除いてくれますので、自分の才能を伸ばす時に役立つ天然石です。
光を集めて輝くその性質も、努力を花開かせる一助になってくれることでしょう。
ただし、目標を持っている、ダイヤモンドを身に付けている……という2点だけでは目標達成は難しいと思います。それだけでは、ダイヤモンドが手を貸してあげるための「種」がないからです。
成長の種がないところに、成果はあらわれません。あくまでも身に付ける人の努力があって、そこにダイヤモンドの力が加わることで、才能はさらに伸ばしていけるでしょう。
ダイヤモンドはマイナス面も増幅してしまう?
ダイヤモンドについて気になる言い伝えもあります。
それは、光の輝きを散らして増幅させるように、人のプラス面だけではなく、マイナス面も増幅してしまうという言い伝えです。
基本的には光を拡散する浄化効果によって、ダイヤモンドもまた持ち主の持つエネルギーを浄化しマイナス面をプラスに変えていく力を持っていますが、ダイヤモンドが、その輝きで隠していたものを暴くことがあるとも言われます。
これらの結果、ダイヤモンドを所持したことによって不安感が大きくなったり、抑えていたマイナスの感情があふれ出す……とも考えられているのです。
ものは天然石なので、基本的には浄化の力を持ち、意志力を強くしてくれるダイヤモンド。持つにあたって大きく不安に思う必要はないと思います。
しかしそれでも、持ってみて良い感情がしないとか、もしくは不安感が増した、持ちたいけれども不安がある……というような時は、気持ちを癒やすようなパワーストーンや、落ち着けるようなパワーストーンと一緒に所持するのがおすすめです。
ダイヤモンドの石言葉
- 永遠の絆
- 純潔
- 清浄無垢
- 純愛
ダイヤモンドの和名
金剛石(こんごうせき)
ダイヤモンドの別名はある?
ダイヤモンドには特に別名はありません。
おすすめ順!ダイヤモンドの浄化方法
ダイヤモンドの浄化方法を、パワーストーンヒーラーがおすすめ順に並べました。
ダイヤモンドのおすすめ浄化方法
- 月光浴
- 太陽光
- 流水浄化
- 水晶クラスターorさざれ
- ホワイトセージ
- クリスタルチューナー(音叉)
ダイヤモンドのNG浄化方法
ダイヤモンドは強い鉱石ですので、NGとなる浄化方法は特にありません。
ただしダイヤモンドの場合、地金に取り付けられていることが多く、塩による浄化などは錆の原因になることがありますので注意したほうが良いでしょう。
ダイヤモンドの対応チャクラ
ダイヤモンドは様々な色味のある宝石なので、色味によってチャクラ対応が異なります。また無色透明のダイヤモンドでさえも、対応チャクラが少しずつ変わると言われているので細かく説明していきます。
- DEFカラー→第8チャクラ
- IJカラー→第4、第5チャクラ
- イエロー→第1、第2、第3チャクラ
- ピンク→第4チャクラ
- ブルー→第6チャクラ
- ブラック→第0チャクラ
このように、ダイヤモンドは総じてどのチャクラにも活性化の効果を示すパワーストーンです。
DEF、IJというのは、宝石質ダイヤモンドのカラータイプにつけられた記号なので、それぞれのダイヤモンドの鑑定書などで見ることができるはずです。
パワーストーンの場合は鑑定書がついていることは少ないですが、透明ダイヤモンドのパワーストーンの場合は第8チャクラへの影響が最も強いと考えられます。
一方、宝石質ダイヤモンドであってもカラーダイヤならば、上記の各チャクラの活性化を助けてくれるでしょう。
ダイヤモンドは偽物あるよね…見分け方は?
ダイヤモンドに偽物があることはよく知られていますね。
じつは、4月の誕生石として冒頭でご紹介した「キュービックジルコニア」が最も精巧なダイヤモンドの偽物と言われています。
そう、キュービックジルコニアは天然石ではないんですね;( ;•ω•ก)
キュービックジルコニアは通称CZとも書かれます。CZとあったらそれは本物ダイヤモンドではありません。
模造ダイヤモンドの簡単な見分け方
特別に、模造ダイヤモンドを見分けることのできる簡単な見分け方を伝授します!
線の上に置くと本物は線が見えない
紙に線を書いて、その上にダイヤモンドを置いて上から見てみましょう。
本物なら光が屈折してしまい、線が見えなくなります。
偽物は、石を透かして線が見えるのです。
ただしこれはルース(裸石)のカットダイヤモンドでないと難しい見分け方ですね。
偽物のほうは原石型ということはほとんどなく、カットダイヤモンドの姿をしているでしょうから、試せるようなら試してみましょう。
本物は水を弾くが偽物は水に馴染む
ダイヤモンドは水を弾く鉱物です。上に水分をスプレーで吹きかけたりすると、球状にまとまります。
一方、偽物であれば水を弾かずに、平べったく水が密着するような形になるでしょう。
息を吹きかけても本物はほとんど曇らない
本物のダイヤモンドに息を吹きかけると、息の水分で一瞬曇るのですが、すぐに元の透明な姿を取り戻します。
これは、ダイヤモンドの熱伝導率が高いためだそうです。
偽物はすぐに曇りが取れず、しばらく、あるいは擦るまで、曇ったままとなります。
遺骨ダイヤモンドとは?「人工的で本物」の最強のお守り
ダイヤモンドには天然石でもなく、偽物でもない本物がある……ということを知っていましたか?
天然ダイヤモンド同様の高温高圧(HPHT)の環境下で人工的に作られた本物のダイヤモンド、「遺骨ダイヤモンド」です。
遺骨ダイヤモンドとは名前のとおり、亡くなられた方の思い出の品として遺骨から作成することのできるダイヤモンドです。
ダイヤモンド=炭素
高校生の時など、聞いたことはありませんか?
「ダイヤモンドは炭素だから鉛筆の芯と同じ」……なんて。
ダイヤモンドの化学式は「C」です。そう、ダイヤモンドは、炭素なのです。
亡くなった方の遺骨から炭素を取り出して制作
遺骨ダイヤモンドは、亡くなられた方のご遺骨(遺髪の場合もあります)から炭素を精製し、その炭素から作成されるダイヤモンドです。
天然ダイヤモンドの生成過程を科学技術で再現することで、合成ダイヤモンド(遺骨ダイヤモンド)を作成することができます。
素材が炭素であるという点で、遺骨ダイヤモンドはそのほかの偽物とは違い、本物のダイヤモンドであると言うことができるでしょう。
また遺骨ダイヤモンドには多くの場合鑑定書が発行されます。
色も無色(クリア)だけではなく、イエロー、グリーン、ブルー、レッドなど加工できますので、ご遺族の方がお好みで、身に付けやすい姿を選べるのも良いところです。
メーカーはスイスやドイツなどに拠点を置き、世界的に信頼を得ているところがいくつかあります。
パワーストーンというよりも強力な御守りとして
パワーストーンはそもそも、天然石がつくられる際に得られる大地のパワー、あるいは大自然のパワーを味方につけるものです。
遺骨ダイヤモンドの場合はそうではなく、亡くなられた方のパワーや愛情を、直接お守りとして身に付けることのできるアイテムです。
パワーストーンとは違いますが、違った分野、違った意味で、強力な御守りと浄化のパワーを得ることのできるアイテムだと言えます。
パワーストーンを持つことの最終目的が、運気など目に見えない力を身に付けることであるならば、遺骨ダイヤモンドは究極のパワーストーンと言えるのかもしれませんね!
ダイヤモンドと似ている石
ダイヤモンドと似ている石にはハーキマーダイヤモンドという天然石があります。
見た目が似ているというよりも、名称が似ているので「ハーキマーダイヤモンドもダイヤモンドの一種かな?」と思う方が多いようですが、ハーキマーダイヤモンドはダイヤモンドではありません。
ダイヤモンドとハーキマーダイヤモンドの違い
ハーキマーダイヤモンドはダイヤモンドではなく、水晶です。
ハーキマーというのはアメリカ、ニューヨーク州にある地名ですね。
水晶は割とゴロゴロ産出される印象ですが、ハーキマーダイヤモンドは産出地が限られる上、年代はおよそ5億年前のもの、生成環境が普通の水晶に比べて高温かつ高圧。成分として水晶の成分に加えてカーボンが入り、また気泡が入っていることも多いので、じつはインクルージョン(内包物)もよく見られます。
したがって見た目は白濁しているものが多く、あまりダイヤモンドに近くはありません。ただし中には透明度が高く、ちょっと間違えそうなものも……。
違いも、ダイヤモンドが炭素であるのに対してハーキマーダイヤモンドは水晶ですから明確な差があります。
ダイヤモンドとおすすめのパワーストーンの組み合わせ
ダイヤモンドは単品でアクセサリーになっていることが非常に多いですが、他の宝石とコラボしていることもあります。
おすすめのパワーストーン(宝石)との組み合わせをいくつかご紹介します。
イエローダイヤモンドとクリアダイヤモンドの組み合わせ
- 金運アップ
- 昇進運アップ
ピンクトルマリンとダイヤモンドの組み合わせ
- 癒し力アップ
- 恋愛運・出会い運アップ
アクアマリンとダイヤモンドの組み合わせ
- コミュニケーション能力の保全
- 落ち着いた生活や順調な結婚生活を助ける
- 人と仲良くする
エメラルドとダイヤモンドの組み合わせ
- 癒し力アップ
- 浮気防止
- ダイエットの援助
- 直感力を高める
ダイヤモンドの結晶系と硬度
- 結晶系:立方晶系
- 硬度:10