こんにちは! あんです。
あなたは、「自分へのごほうび」というイベントを、やるタイプの人ですか?
そうでないタイプの人ですか?
自分へのごほうび、という文化は、わりと最近発生したものではないかと思います。
わりと最近といっても、ここ10年からスタンダードなものとして存在していますけどね(笑)
自分へのごほうびは、
「頑張った自分へのねぎらい」
という意味で、本当に多くの方が実践していると思います。
一方で「自分へのごほうびは、実は危険!」ということは
あまり認識されていないようです。
自分へのごほうびが、時として危険なものだって
知っていましたか?
どんなごほうびが、危険なのか、ということは?
今回は「危険な自分へのごほうび」について、
そのパターンをランキング形式でご紹介します。
危険度第3位:ごほうびの金額が高すぎ
日常のものはごほうびの役目を果たしませんので、ごほうびの金額は必然的に高額になりがちです。
たとえば、2万円の服とか、2,500円のロールケーキとかです。
これが5万円、10万円になったり、
2,000円や3,000円でも月に2回、3回と自分にごほうびをあげていると、
総額は自然と大きくなっていき、お財布は痩せていきます。
「自分へのごほうび」という習慣自体、お金に余裕のない人がやりがちなので、もうその時点から注意したいですね。
お金に余裕がある人は、あまり自分へのごほうびをしていないことが多いですよ。
危険度第2位:ごほうびの頻度が頻繁である
次いで、ごほうびの頻度です。
もう正直言っちゃうね。
1カ月に2回以上、自分にご褒美をしている人は、だいぶ重症だと思います。
1カ月に1回でも多いかな。
でも、自分へのごほうびは、頻繁になりがちです。
なぜか。
自分へのごほうびを続けていくと、感覚がどんどん麻痺していくんです。
ごほうびがないと動けなくなります。
ちょっと動くと、もうごほうびが欲しくなります。
結果、たいしたことをしていないのに、自分で自分を「すごく頑張った」と評価して、ごほうびを得ようとします。
得るといっても、他の誰かから得るわけではなく、自分で自分に買ってあげるだけですから、カンタン。誰も止めてくれません。
1カ月に2回は自分にごほうびしている、という人、すごく注意したほうがいいですよ。
それ、2週間に1回は、自分がごほうびをもらえるほど大層なことをした、ってことですよね。
でも後から考えると、ただ日常的に頑張ったというだけで、たいしたことをしていないケースがほとんどではありませんか?
人間、2週間に1回も、そんな大層な記念になるようなごほうびをもらえるほどのことをやってるわけない、と思いますよ。
危険度第1位:ごほうびの内容が食べ物である
価格的にも、入手経路的にも、ごほうびになりやすいのが「おいしい食べ物」です。
しかも、ごほうびにするくらいなので、
- ちょっと高いもの
- ちょっといいもの
であることがほとんど。
でもこれが、危険度第一位です。
いるよいるよ!「なんで?」って思っている人!
その理由は……。
理由1.食べ物をごほうびにする人は、99%頻繁に自分にごほうびをあげてる
価格帯がそれほど高くないため、抵抗感がなく、しょっちゅうごほうびを自分に提供できます。
自分に食べ物のごほうびをあげる場合、予約が取れないレストランの3万円のコースを3年に1回自分にあげている人がいますか?
多分いないです。
540円のケーキとか。360円のアイスとか。
つまり、「あげすぎ」。
詳しくは、第2位の「ごほうびの頻度が頻繁である」を読んでね。
理由2.大体のケースで、カロリーオーバーになっている
自分に食べ物でごほうびをあげる、ということは、ちょっと高くて、質の良いものなんかを、頻繁に食べるということでもあります。
つまりカロリーが高いことがほとんど。
それをしょっちゅうやると、大体の人はカロリーがオーバーです。
理由3.生活がだらしなくなりやすい
頻度が高いということとあいまって、食べ物をごほうびにすると、「食べる」という行為に関するリミッターが外れやすくなります。
食欲と結びついてしまうため、ごほうびのためにハードルを下げやすく、結果的に
たいしたことをしてないのに、度々自分にごほうびを与える(そして肥える)
そして、ごほうびがないと次のことが頑張れない、以下繰り返し……という悪循環を最も引き起こしやすいのです。
自分にごほうび=年1回でいい
また次回にでも解説しようと思いますが、
「自分にごほうび」は、言い訳の理屈です。
使えば使うほど、脳が麻痺して特別感がなくなり、ごほうびがないと我慢ができなくなる、そういうメカニズムを持ったもの。
と考えると、年に1回、誕生日にでも、自分にプレゼントを買ってあげれば、それが一番健全なのではないかな、と思うわけです、よっ!
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